旭岳と旭岳温泉
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大雪山国立公園 北海道の屋根と呼ばれる大雪山は、一つの山の名称ではなく北海道の中央高地を形作る山々の集まりを指している。アイヌの人々は大雪山の山々をヌタップカウシペ「川が曲がりくねった所の上に何時もいるもの」またはカムイミンタラ「神々が遊ぶ庭」と呼んできた。大雪山は大きく表大雪、北大雪、東大雪、十勝連峰に分けられ総面積は神奈川県に匹敵する 旭岳温泉と旭岳 標高2.290メートル表大雪の西端にそびえ、北海道の最高峰で今も噴煙を吐く活火山だ。大雪山国立公園に指定されている旭岳周辺は今なを手つかずの自然が残っている。6月下旬頃より数百種類の高山植物が次々に開花し花のシーズンが過ぎるとすぐに紅葉前線が尾根から山裾に降りてくる秋。ロープウェイが神々の庭へ容易に案内してくれるが高山に立ち入る準備は十分に。普通は山腹の旭岳温泉からロープウエイを利用して登られるが、登山道もある。旭岳の登山コースにを簡単に紹介しよう。一応登坂時はロープウエイの利用が前提となるが 裾合平 ここではロープウエイを使って登頂、高山植物の群落を誇る裾合だいら平を巡り下山。登山の前日は旭岳温泉宿かキャンプ場に泊まる。歩行時間が長いので日帰りの場合は始発に乗りたい。またコース途中の水場は限られるので、充分な水を用意すること。旭岳温泉からロープウエイで姿見駅標高1600㍍に降り立つと、白煙を噴き上げる旭岳が眼前に有る。整備された遊歩道を進むと周囲は高山植物に覆われ、労せずして沢山の花に出会う事ができる。姿見の鐘がある小高い丘の上から旭岳の姿を映す姿見ノ池が高山の趣を色濃く映している。ここから、爆裂火口地獄谷、南「向かって右側」の広い尾根を進む。岩礫を縫いながら高度を上げると、風向きによっては噴煙で息苦しくなるこ事も、山頂は近くに見えるわりに遠く、植物も見られないが、登るにつれて高根が原からトムラウシ山が右手に見えはじめ、さらに南へ続く十勝連峰への雄大な展望が広がってくる。初夏には雪渓が縞模様になって大雪山ならではの広大な斜面を彩っている。稜線上部にある四角い大岩、通称金庫岩を目指して行くと徐々に傾斜が増し、やがて尾根の右に、ここで進行方向が変わため、視界の悪いときの下山時は注意をする。。瓦礫の尾根を登りつめると金庫岩があるが事。目の前の火山礫の急斜面をひと登りすると、北海道の最高峰を手にしたことになる。このコースは大雪山系で最もポピュラーな銀座コースだ。頂上に置かれてある方位板と実際の景色を見比べて一時を過ごして下山にかかる。七月中は雪渓の残る急な東斜面を下り、裏旭キャンプ指定地をすぎると、緩い登りでお鉢平の一角、間宮岳だ。雄大なお鉢平を右に、熊が岳を左に見ながら、北に緩く下ると中岳分岐。ここで北鎮岳へのコースと分かれ、左折して裾合平へと下りていく。緩い尾根を進むにつれて緑が濃くなり、斜面を縫うようにして左下の沢に下りると、そこは天然の中岳温泉、此処だけ目当てに来る人もいるくらい最近は有名になったようだが。そして沢に沿って少し下ると眼前に広大な草原が広がる。とくにチングルマの群落がみごとな裾合平で、ここを抜けると右は愛山渓、左が姿見駅の分岐となる。数本の沢形をまたぎながら、旭岳の山腹を巻き、大きな尾根を越すと見覚えのある景色が目に入る。淡々と斜面を下り、夫婦沼を見るとすぐ姿見駅だ。時間に余裕が有れば登山道を下っての下山がお勧めだ。熊ノ沢を下り終えればアカエゾマツに囲まれた高層湿原の天人が原だ。ワタスゲ、タチギボウシ、エゾカンゾウなどが咲く広い湿原を二つ抜けると樹林帯となり、やがてロープウエイの駅舎が見えてくる。他にも湿原の遊歩道が有るが 此処では省略 旭岳ロープウエイ姿見駅−旭岳石室−旭岳−間宮岳北鎮岳分岐−裾合平−夫婦沼−姿見駅 |
旭平の遊歩道と高山植物 御鉢平 御鉢平は北海岳や間宮岳、北鎮岳といった2000㍍級の山々に囲まれたくぼ地で、広さは直径約2㌔。カルデラ地形を1周するように登山道があり、そこから表大雪の山々へのコースが分かれている。ロータリー交差点ような所だ。窪地の北側は火山らしい殺伐とした灰色の裸地だが、南側や稜線への斜面は植物が広がっており、ヒグマが餌を求めて稜線から下りてきていることもある。黒岳石室を起点にしてひと回りすると約5時間。旭岳からならむしろ黒岳へ縦走をしたほうが良い。稜線付近は大雪山特有の緩やかな高山帯が広がる。吹きさらしの厳しい環境にタカネスミレやイワヒゲ、エゾイワツメクサなどが見られる。稜線に上がってしまえば標高差が少なく歩きやすい反面、天候が悪くなっても身を隠すところはほとんどなく、視界がないと道を外しやすい。またどこでも歩けてしまうのが大雪山の怖いところだ。御鉢平の窪地には「有毒温泉」とよばれる亜硫酸ガスの噴気孔があり、立入禁止。ヒグマや登山者の死亡事故も起きているので要注意だ。 旭岳から黒岳縦走 北海道の最高峰、旭岳から御鉢平を取り囲む2000メートル級の山々を縦走するという、表大雪を代表する人気コース。山麓のロープウエイやリフトが使えるものの、旭岳の登りや歩行時間が長いなど、日帰りながら体力のいるコースです。ほとんどは稜線での行動になるので夏でも天候には注意が必要です。「随分昔のことだが中岳付近で7月に凍死事故を目撃したことがある」旭岳から中岳分岐迄は裾合平へのコースと同じなので省略するが姿見ノ池から旭岳まではひたすら火山礫の尾根道を登るコース中いちばん苦しい場所だ。稜線にでると緩やかなアップダウンの続く大雪山ではもっとも人気のあるコースなので天気が良ければ迷うことも無いと思いますが、天候の急変やガスにまかれて道を誤る可能性もあり、雨具、防寒具、地図等は必携の装備です。登山道にはザクザク火山礫やした急斜面、遅くまで雪渓の残る場所もあり軽登山靴は必要。中高年の方はストックや杖を使用すると良いでしょう。た。ヒグマについては心配はほとんどありません。始発のロープウエイーで出発すれば陽のあるうちに層雲峡に着けます「およそ8時間 体力により増減」。登山コースは百数十種におよぶ貴重な高山植物を守るため、特別保護区になっているのでコースの外に出ない、植物の上に腰を下ろして休まないなど自然保護に協力と御配慮を。 大雪山旭岳ロープウエイ姿見駅−旭岳石室−旭岳−間宮岳北鎮岳分岐−北鎮岳−黒岳石室−黒岳−黒岳7合目リフト駅 |