南富良野町を巡る旅 幾寅&落合


□ 南富良野町(みなみふらのちょう)

 上川支庁の南部出もある富良野市の南部に隣接する町。四方を山に囲まれた地形で町の中心地は東部の幾寅地区。かつて幾寅駅は映画のロケ地となり、今でも映画で使われた衣装や小道具などが保存公開されている。かつては林業で栄えたが、現在は酪農や畑作を中心とした農業が基幹産業。富良野エリアでは最大の“かなやま湖”があり、釣りやカヌー、ラフティングなウオータースポーツの中心地となっている。

□ 樹海峠 (三の山峠)

 富良野市と南富良野町の町堺にある標高486mの峠で地元では三の山峠と呼ばれている。国道38号線が通る峠のピークでカーブ地点に記念碑と小さなパーキングがある。ここには展望台はないが東大演習林の広大な樹海が広がっているのが見える。ただ高さがそれ程なく右側に山があり、それほど展望が良いわけではない。

□ 三ノ山展望台

幾寅峠とも言う 峠の少し手前に広いパーキングがあり、その一角に幾寅峠ハチ公之碑がある。パーキングから展望台への階段が付けられている。ただ展望台は利用する人が少ないのか、殆ど手入れされていず閉鎖されている。展望は樹海峠より格段に上なのだが、地上からでは樹木などで展望は望めない。再開を期待しよう・・・◆南富良野町字幾寅

□ 東大演習林

 富良野の南部一帯は、約23.000haにわたる広大な東京大学の演習林になっていますが、その一部を少しだけ見ることが出来ます。山部と下金山の境界付近に有る樹木園が入り口、入ることは無理だが樹海峠も町境を越えたところは東大演習林、峠からも遊歩道が有ったが利用されていない。

□ 道の駅 南ふらの

 国道38号線沿いにある道の駅。エントランスロビー正面の大型水槽には、かなやま湖に棲息するアメマス、ニジマスをはじめ、幻の大魚『イトウ』の雄姿を見ることができます。これは釣ファンでなくともよって見るべし。南富良野でとれた農産物や加工品の展示、販売コーナーや、レストランも有るので休憩スポットにもよい。2階には南富良野の郷土資料の展示コーナーもある。◆南富良野町字幾寅 TEL:0167-52-2055

□ 南富良野町郷土資料室

 郷土資料室は“道の駅みなみ富良野”の横にある南富良野町高齢者研修センターの2階。展示品は林業や鉱業に関する資料が豊富で、巨大なのこぎりや砂金取りの用具など見るべき物は多い。生活に関連する民具などについては特別な物はなく他の郷土資料館と同様。閲覧希望時だけの開館で、教育委員会に連絡して開けてもらうが、手軽に済ませるというのであれば道の駅で・・◆南富良野町幾寅692

□ JR幾寅駅

 浅田次郎氏の短編小説『鉄道員』が映画化され、そのロケ地となったのが根室本線『幾寅駅』です。平成11年公開の、俳優「高倉健」さんが主演した映画『鉄道員』で幾寅駅は“幌舞駅”として使われた。またロケで使用された建物は、現在も映画の町並みのままに保存、公開されています。隣接している「情報プラザ」内には、鉄道員展示コーナーがあり、写真や出演者の色紙、主演者がロケで着用した衣装などが展示されている。ここでは誰もが気分だけは健さんになれるんです。

□ 北落合の田園

 幾寅市街を過ぎて左折、大勝橋で空知川を越え、幾寅川沿いの谷間の道を進んでいくと、やがて広々とした丘陵地に出る。富良野とも違う風景で、波打った様な高低差の少ない丘陵に畑が見渡す限り広がっている。畑にはニンジンやジャガイモ、ソバどが植えられ、7月中旬頃にはソバの花が咲く感動的な風景に出会える。所々に残る防風林が風景のアクセントになっている。北落合から落合に向かう途中にある白樺並木がきれい。◆南富良野町北落合

□ 狩勝峠展望台

 道北と道東を結ぶ幹線国道38号線の最大の難所。峠の展望台から広大な十勝を見渡せ、視界の広さと美しさは新日本八景の名に恥じない。その眺望の良さとともに、富良野の山並みに沈む夕陽も見逃せない光景だ。紅葉の季節もいいが、遅くなると白樺の幹が独特の景観を見せる。峠頂上に駐車場や売店などもある。◆南富良野町字落合

□ 南富良野町 串内牧場

 南富良野町から占冠村にかけて広がるを500ha超える富良野地域最大の牧場。夏期間1.500頭の乳牛、肉牛が放牧され、見晴台からは北海道らしい牧歌的な風景を一望することができる。ただそれも見晴台まで行けなければ無駄足になる。事前に確かめてから行く方が無難かもしれない。
◆南富良野町字落合 事務所 TEL:0167-53-2366

□ 上トマム駅逓跡

 南トマムからまもなくのところに上トマム駅逓跡の碑がある。ここは占冠村と南富良野町との境になり鵡川と空知川の分水嶺になっている。ほとんど平らなのですが海抜約570m、金山峠よりも標高が高いのが不思議に思える。駅逓が有ったと云うことはかつては人々の往来の要の地であったが、今は記念碑が残されているだけ。◆南富良野町字落合郡堺

□ 幾寅峠

 道道1030号・石勝高原幾寅線は大正11年に開通した古くから有る道で最高点は標高約740m。馬車が通れるようにと、地形に沿って作られたので、アピンカーブの連続、しかもガードレール、ガードロープの類は一切なし。峠の大部分はフラットなダートだが、トマムと金山湖を結ぶ最短路だけに路面の手入れの方は良い。峠から眺めるトマム山は見事。

□ 石灰鉱山跡

 日鉄鉱業が石灰を採掘していたが10年ほど前に閉山。官舎は殆ど廃墟で、小学校も廃校となり、遠目には市街地に見えるが、中身は殆どゴーストタウン。石炭と違い見るべき産業遺産もあまりない。残された公園に咲く桜もどこか物悲しい雰囲気が漂う。写真マニアには別な意味で興味が湧くかもしれないが、観光で行くところではない。◆東鹿越市街

□ ふれあい牧場 コニーファーム

 金山湖畔を通る道々465号線沿いにある観光牧場。かわいらしいヤギとヒツジ、ポニーなどが放牧されている。観光シーズンは体験乗馬、トレッキングのほか乗馬レッスン等もしてもらえるという。乗馬でのトレッキングとまでは行かないようだが。ここは『鉄道員』のロケ地のひとつです。売店もある。
◆南富良野町字幾寅伊勢 TEL:0167-52-2431


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