別海町の釣り情報


□ 御岱沼漁港

 根室半島と知床半島の中間に突出た部分がトドワラで知られる野半島だが良く見るとこの半島はエビ様な形をしているが尾岱沼は知られた北海シマエビの名産地。湾内では例年6月から10月まで途中で休止期間を挟み打瀬船でのエビ漁が続く。これは自然の風に任せながら網を引いてエビを捕るもので、効率はっして良くないがエビの住みかを破壊せず資源を枯渇させない最良の方法なのだ。尾岱沼の風物詩となっている打瀬船は自然と共存する古くて新しい漁法というわけだ。野付半島の先端野付崎のほぼ正面に尾岱沼漁港がある。この漁港は2つの防波堤からなり、沖に向かって真っすぐ延びて先端に白灯台が見える南防波堤、左側の荷揚げ場先の基部からすぐに内側に折れた東防波堤がある。釣り場は二本の防波堤だが、早期は東防波堤から外海狙い、日を追って南防波堤から外海狙い、チカはその日によって変わるが白灯台付近が主な釣り場になっている。漁港といっても北海シマエビの名産地だけあって至る所にもが生育しているため投げ釣りの場合は船道など藻の少ないところが中心となる。潮が動き出すと外海は流れ藻で釣りにならない。そんなときは無理をせずに観光に切り替えるのも一興かも。

□ 西別川

 西別川は抜群の透明度を誇る摩周湖の伏流水を水源とし、緑豊かな道東の大地を潤しながら、遥かに国後島を望む根室海峡に注ぐ全長約80Kmの河川ですが、水量の減少や水質の悪化など河川の環境は年々悪化、下流域でのバイカモが激減しているとのこと。当然、魚の数も極減少している事は想像がつくと思います。西別川に生息する魚類は13種、その中での主な魚種はサクラマス、ウグイ、アメマス、ニジマス、カワマス等。虹別川の釣りは早春のアメマス、夏のニジマスそして秋はまたアメマスという感じである。一昔前ならイトウが加わったのだが今は繁殖も確認されていず絶滅寸前の状態にある。釣りの大きなブロックを作るとすれば鮭鱒捕獲場より下流の本流、此所は8月に入ると全面禁魚となる。次は富岡橋から捕獲場までの区間。別海市街より上流の本流と云う具合に3ブロックに加えて上流域の標茶町を含めると簡単には攻略できる川では無いですね。タックルは中下流域はルアーで竿は長めのミディアムライトがいいかも、上流域はフライが向いているようですが狙う対象魚によっても変わってくるので一概には言えないが。概して下流域は大物のチャンスはあるが魚影は少なめ、中上流域は魚影はそれなりに、魚体もそれなりにという感じでしょう。注意することは西別川の中下流域は河川改修された所は別として、自然河川の部分は川原が殆どなく岸からいきなり深くなっている事が多く、落ちたら命は保証出来ません。脅しでなく本当ですからね。

□ 走 古 丹

 西別川に架かる別海橋の南側に走古丹への入り口がある。この路を進むと終点が走古丹漁港。走古丹の先端と同漁港は知る人ぞ知るカレイ釣り場でシーズン中は多くの釣り客がここを訪れる。カレイが本格的に釣れだすのは年6月初旬頃から。種類はイシガレイとクロガシラガレイの二種で、投げ釣りの平均サイズは20センチ前後の中型が主体だが、それに交じって30仕級の大物が出るのが魅力だ。漁港の左右の防波堤から港内に投げるが、潮回りによっては外海の方がいいことも。走古丹の先端は突端右側に定評があるが潮止まり以外では殆ど釣りにならないので注意が必要。潮が動き出すと30号の三角錘があっという間に流され、さらに海草も水路に流れだすため繊細な仕掛けでは釣りにならない。狙いは潮止まり前後各2時間だが、この時間帯がまずめ時ならクーラーはかなり重くなるはず。カレイは9月中旬まで次いで始まるのが漁港のニシン釣り。仕掛けはサビキ6〜8号で堅めの渓流竿で釣るのが面白い。10月中旬からはコマイ釣りが始まり走古丹の中間部と漁港で年末まで続く。大きさは平均25センチ前後が多い。冬期間は中型のチカが釣れるが春に再びニシンが釣れる事もあり仕掛けは準備しておこう。

□ 当幌川と春別川

 地元の釣り人ならずとも一度は訪れたい釣場の一つですが、当幌川に関しては標津町の釣りを参照してください。白鳥台に河口を持つ春別川は春先の遡上アメマス狙いの釣り人を見るくらいで釣り人の姿は少ない方でしょう。入川ヶ所は国道224線に架かる春別橋付近と橋の上流にあるサケマス捕獲場付近ですが、捕獲場入口は国道を市街方向に戻った所に有ります。あとは中春別の春海橋が入川に便利です。最も橋近辺から離れるほど魚影は濃くなるようですが歩くのは大変ですね。

□ 別海町の河川

 別海町を流れる河川は最北は当幌川で一番南川は風連川、それぞれ行政区の境界となっている。上流域を除けば河川の殆どが湿原を蛇行しながら根室海峡に流れ込む。入川する場所は主要道路の橋近辺に限られ容易に釣り人の侵入を許さない環境が釣り場環境を維持しているともいえる。それだけ大物に出会えるチャンスは多いと云うことですが、イトウに関しては上流域の開発で産卵場が失われ絶滅の危機に瀕しているのが実情です。当幌川、春別川、床丹川、西別川、風連川が今もなお有望な河川であることには変わりないのですが、それなりの準備と装備が無ければ危険な釣場に一変してしまいます。


尾岱沼漁港 竜神崎灯台 走古丹漁港 走古丹漁港 風蓮湖 風蓮湖湖口より
尾岱沼漁港付近は民宿やキャンプ場がある 竜神崎灯台付近は原生花園 この先は歩きで 優雅に釣りが出来るかも 風蓮湖は広い 湖口までは砂州を延々と走って着く 洋上に浮かぶ根室半島

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