阿寒を巡る旅情報


□ 阿寒湖

 マリモの生息する湖として有名なのがこの阿寒湖だ。エゾマツやトドマツに囲まれた三角形の湖で、最大水深は42m、周囲26km、面積は13平方キロ、東に雄阿寒岳、南西に雌阿寒岳が位置する。湖岸はむき出しの巨岩、転石が多くしかも巨岩から直接シャクナゲなどの高山植物が植生するという他の湖ではあまり見られない風景が特徴的です。また阿寒湖が原産とされるヒメマスの他、アメマス、イトウ、ニジマスにコイ、ウグイなどが棲息、冬にはワカサギ釣りも楽しめ、遊覧船や釣り、散策に登山と、四季を通じて大勢の観光客が訪れている。阿寒湖畔には道内最大のアイヌコタンがあり観光地となっている。

□ マリモ観察展示センター

 展示センターはチュウルイ島の森の中にあり、マリモ生成を観察する事が可能な施設で、500個ものマリモが展示されている。屋外には魚を飼育している水槽もあり、マリモ以外の生物の観察もできる。マリモはアイヌ語でトーラサンペと言い、シオグサ科に属する淡水藻で、完全な球形になるのは阿寒湖だけという。昭和25年に国の天然記念物に指定された。

□ 阿寒国際ツルセンター

 北海道のタンチョウの越冬地として知られ冬季間には100羽近いタンチョウが飛来します。阿寒国際ツルセンターはタンチョウへの人工給餌をはじめて成功させた阿寒町上阿寒に、研究、教育機関として1996年に設立され、ツル類の飼育研究とタンチョウの行動や生態研究を行っています。約300uの研究棟に加えて展示棟や映像のコーナー、ライプラリーがあります。広大なツルセンターの敷地内には公園と道の駅があります。

□ 道の駅 阿寒丹頂の里

 阿寒国際鶴センターの一角に有る道の駅でタンチョウが見られる道の駅として知られる。国際ツルセンター他、「北緯43°美術館」、産直販売の赤いシャポーがあります。またアウトドアが存分に楽しめる「あかんランド丹頂の里」もあります。冬季間には100羽近いタンチョウが飛来します。

□ 阿寒湖畔エコミュージアムセンター

 環境省が設置した阿寒国立公園の自然資料館で、阿寒国立公園の自然や歴史、文化、地理などを幅広く展示し情報を集めている。目玉は約100畳の展示室床内にこの近辺の航空写真を張り付けてあり、各利用ポイントを3面ディスプレイで確認できる。水槽には、阿寒湖自慢のマリモやヒメマス、アメマスイトウを飼育していて見ることができます。入館無料、駐車は有料になります。問い合わせは0154-67-4100迄。定休火曜日

□ 阿寒湖温泉

 阿寒湖の南岸にある阿寒湖温泉は、道東観光の中継地でもあり、レジャースポットでもある。たぐいまれな自然と温泉に恵まれ、湖上遊覧、雌阿寒岳や雄阿寒岳の登山。フィッシングなどを楽しめるほか北海道の伝統文化に直接触れることの出来る所です。阿寒湖温泉の歴史は意外に古く、明治45年には民営のホテルが出来たが、昭和9年に国立公園に指定されて以後その名を全国に知られるようになった温泉です。

□ 阿寒湖温泉ぐるっと湯めぐり帳

 阿寒湖温泉、野中温泉の日帰り入浴に『ぐるっと湯めぐり帳』を1冊1,500円で販売中。施設により利用ポイントは異なるが日帰り入浴通常1人1,245円が、湯めぐり帳を利用すると1人750円相当と割安。同時にスタンプラリーも実施中で加盟18箇所の日帰り入浴を制覇した方には加盟宿泊施設の無料宿泊券を進呈とのこと。阿寒に長期滞在予定の肩は要チェックですね。湯めぐり帳は阿寒湖温泉各ホテル、旅館、阿寒観光案内所で販売中。

□ 手湯足湯

 阿寒観光汽船本社の裏から遊歩道に入ってすぐのところに『弁慶の足湯』があります。 ホテル阿寒湖荘所有ですが、一般の方も利用出来ます。他にも足湯1箇所、手湯3箇所、遊び湯1箇所ありますが全て個人で作ったもので利用に制限は有りません。好意に感謝しながら楽しんでくださいね。

□ 石川啄木の碑

 畔から少し東に細い道を進むと、石碑がひとつ立っている。「神のごと遠く姿をあらわせる阿寒の山の雪のあけぼの」という歌を刻んだ歌碑が立っている。釧路に住んでいた石川啄木が、その釧路から阿寒山脈を望んで詠んだものだと言われている。釧路市内には歌碑が沢山有るが阿寒にも有るとはね。

□ 阿寒湖遊覧船

 一般的なのは遊覧船を利用し湖畔の桟橋から、チュウルイ島を経由し滝口を通って戻ってくる1時間25分のコースですが、最近になってマリモ展示観察センター往復コース、高速船ゼフィールで阿寒湖一周コースと景勝地の滝口巡りコースが出来たようです。6月〜9月の金、土、日曜日限定の阿寒湖ナイトクルーズというマリモ展示観察センターの見学付き、60分のコースが出来ましたが面白そうですね。時間と目的に合わせて選択の幅が広がったのは嬉しいことです。便数は時期によって変動が有りますので事前に確かめてください。11月16日〜5月は運休です。乗船料遊覧船=1220円
モーターボート小島コース(5分)=1000円
高速船(40分)=1800円

□ アイヌコタン

 阿寒国立公園内のまりもで有名な阿寒湖のほとりに北海道では一番大きな阿寒湖アイヌコタンがあります。アイヌコンタンの中には民芸品おみやげ店や飲食店、アイヌ料理の店、喫茶店などもあります。アイヌコンタンでは祖先から伝承されてきた、伝統あるアイヌ古式舞踊や演劇を見学することができます。この踊りは国の重要無形民俗文化財に指定されています。その他にアイヌ生活記念館や森と湖の藝術館などがあり、昔からのアイヌの生活や文化を学ぶことができます。ムックリの講習会やアイヌ民族の歴史の講話などもあアイヌの文化にふれる機会が持てますね。アイヌは人間、コタンとは村を意味するアイヌ語です。問い合わせは0154-67-2727迄
アイヌ古式舞踏=1000円 4月上旬〜10月は常時会館
冬季は変動あり。11月は2回上演。その他冬季期間は1回上演

□ アイヌ生活記念館

 「ポンチセ(小さな家)」は小さな古い時代のアイヌ民家を再現したもので、アイヌ生活記念館として一般に開放。当時の生活用具や衣服などを展示しており、アイヌ民族の暮らしが偲べます。また、エカシ(長老)やフチ(おばあさん)からアイヌの昔の話しを聞くこともでき、自然とともに暮らしてきたアイヌの心を感じることができます。

□ オンネチセとアイヌ古式舞踊

 自然をとうとみ、自然と共存してきたアイヌ民族、その暮らしの中から生まれたアイヌの踊りは、動物や自然、狩猟や遊び、喜びや哀しみなど、様々なものがあります。また北海道各地のアイヌに、その土地特有の踊りが伝えられています。 遠い昔から阿寒に伝承されたきた阿寒のアイヌ古式舞踊は、国の重要無形民俗文化財に指定された、伝統あるアイヌ民族の文化です。アイヌコタンの中央にあるオンネチセでアイヌ古式舞踊の公演が行われていて見ることができます。踊りを通じて阿寒の自然やアイヌの文化を感じることができます。

□ オンネチセとイオマンテ劇

 イオマンテ(またはイヨマンテ)は動物の魂送りの儀式です。ここでは代表的な熊の魂を送る儀式を劇として公演を行います。アイヌ民族にとって熊は、肉や毛皮等をまとった「山の神」でありイオマンテは山で生け捕った仔熊を人間の子と同じように大切に育て、盛大な催しと共に熊の霊を神の国へ送る大切な儀式です。この伝統儀式を劇としてオンネチセで公演していますが、特別な公演となる為、個人では見学出来ません。

□ ニタイトー森と湖の藝術館

 自然と共存しながら独自の文化を築いてきたアイヌ民族の暮らしぶりを紹介する施設です。阿寒湖畔の自然やアイヌ民族の狩や儀式の様子、使っていた土器などの展示の他、四季の営みをアイヌ工芸の木彫りなどを用いて美しく表現してあります。映像コーナーでは国の守り神と呼ばれるシマフクロウの姿を、大スクリーンで見ることが出来ます。


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