羅臼町の釣り情報


□ 松法漁港

 知床半島東海岸の釣りでは、どこでも釣れるウグイがいないこと。ここで紹介する松法漁港でも当然ながらウグイが釣れる心配はない。標津から奥根室と呼ばれる羅臼方面を目指して国後国道を走ると羅臼手前にある漁港。港から根室海峡を隔てて国後島が石を放れば届きそうな距離に見える。あさぶ松法漁港の南側には麻布漁港、北本町側には地元で本町と呼ぶ羅臼漁港がある。周辺の釣り人は麻布が駄目なら松法、松法が駄目なら本町というように、この三カ所をワンセットに考えて選択しているようだ。三漁港は距離が近いので釣れる魚種と時期は大同小異のはずだが微妙に違うことと、漁船の稼働状態も選択の理由を占めるようだ。同漁港は中央に荷揚げ場のふ頭があり、港の右側には沖に向かって真っすぐ延びる西防波堤、左側は岸から延びた東防波堤が折れまがって漁港を覆う形をしている。釣りは、これら二本の防波堤と港内で楽しめる。道央日本海沿岸に比べると松法漁港の海明けは遅く5月下旬か6月上旬から盛期入りし、最初に釣れる魚はカレイ類だ。

□ 於尋麻布漁港 (おたずねまっぷ)

 羅臼町の麻布という町にある漁港です。漁港への入口がわかりずらいが漁港はこじんまりしていて気軽に釣りが出来るのがここの良いところでしょう。於尋麻布漁港は麻布町の旧名で港に元の町名が残ったものです。名前の変えた理由は説明はいりませんね(笑い)看板があります。対象漁種はカレイ類とカジカ、コマイ、チカなどがメインとなる。ポイントは東防波堤先端部が指定席で先着順ですね。あとは港内の南側にある防波堤、潮回りが良ければ十分釣りになる。テトラを避けて釣りをすることになるので竿は長めの方が有利。

□ 植別川

 崎無異から国道335号を羅臼寄りに約4.3キロ、植別こ河口をもつ知床では大きな川。下流域は渓相的には申し分ないが魚影は少ないのに加えて、広い川原の照り返しが強く体力の消耗は激しい。この川の本命場所は上植別橋から上の流域といってよいが、ここは途中に函が連続する難所中の難所。これは高巻き(上流に向かって多くは右巻き)をくりかえしながら進むこと2時間あまり、よほど荒場になれた人出なければ遡行は殆ど無理と思われる。魚はオショロコマを主体にヤマメもかなり奥まで生息している。単独での釣行は避け、複数の人たちと沢登りの装備を入念にして入渓する事をお勧めする。

□ 知西別川

 羅臼湖を水源とする知床では比較的大きな川。林道が途中まで有り入川には便利だ。主な釣り場は知西別湖からの支流が合流する本流にある滝からから下流部となる。知床の川では珍しく虹鱒が釣れることがある。昔知西別湖に放流したのがルーツらしいが今は放流はされていない。時折大物が出たという話もあるが真偽のほどは自分で確かめてくださいね。オショロコマに関しては相当奥まで棲息しているが深追いは危険。河口はピンクサーモンの釣り場として知られるが。

□ 羅臼川

 羅臼町市街に河口を持ち、川沿いに温泉街や露天風呂があるおなじみの川だが、その流れは急峻で河口近辺だけが釣り場といった印象が強いがオショロコマが生息している。下流ではヤマメが釣れることもある。釣り場は知床大橋より下流の砂防ダムなどがメインになるが知床で釣りをしているという雰囲気ではない。魚影は最近は少ないが・・・

□ 湯ノ沢

 熊超の滝のある支流や登山川も釣り場だが最近は魚影も少ない。登山道脇の小さな沢で、オショロコマが対象だ。川幅2メートルの沢なので渇水期の釣りは難しいが気楽に釣りが出来るので取り上げてみたが、釣りの結果は保証出来ません。遡行していくと5メートル程の滝が有り此所までが釣場になっています。キャンプのついでに行くのが良いかも。

□ 羅臼港

 地元では本町と呼ばれている地区に有る大型の漁港。港の脇に羅臼川が流入しているため鮭釣りに関しては禁漁区になるので注意をしてください。釣り雑誌などではあまり紹介のされることのない港ですが市街に近く気軽に出かけられる所です。シーズンインは松法漁港とほぼ同じで釣れる魚種も同様。港中央にT字型の広い荷揚げ埠頭があり左側から逆L字型に防波堤が港を囲むように伸びていて先端までは相当な距離を歩かなければならない。右側は羅臼川に沿うように防波堤が沖に向かって伸びているが途中までは幅も広く歩く距離も比較的短く気軽に釣り場に入れる。防波堤先端付近の港内は深さも十分ありカレイシーズンには大型のカレイが他の港に比較すると多いようだが、漁船の出入りが多いときは釣りにならない事も。夏枯れの時期も羅臼川の恩恵もあって何とか釣りになるのが嬉しい。ブラーやワームを使った釣りも面白いかも。羅臼港より岬側は遠浅の岩礁帯が多く魚の入りはあまり良くない。

□ 相泊漁港

 知床東海岸最先端の漁港で羅臼市街をから約24kmほど進んだ行き止まりにある漁港。対象漁種はカレイ類にカジカ、コマイなど。ポイントは南防波堤先端部で先端部が一押し、ちょい投げで釣りを楽しむ事が可能です。港内の岸壁でブラーフィッシングが面白いかも。蝦夷メバルの魚影はなかなかのもの、数釣りも楽しめるためファミリーむきかも。直ぐ近くに相泊温泉という露天風呂もある。釣りが駄目なときは温泉という選択もある。温泉に浸かりながら次の作戦を考えましょう。

□ ショウジ川

 羅臼市街よリ相泊方面に13qほどいったところに有る小さな川だが国道に架かるいわみ橋が目印。河口近くに砂防ダムがあるが、釣り場は砂防ダムに始まり落差のある荒い流れを遡航すると2段30メートルほどの滝があるが、この辺までが釣り場。知床といえども最近は昔のようには釣れないが、滝を見るだけでもという方にはおすすめかも。シヨウジ川は普通魚のいない川と云うがイワナは対象外なのかもしれない。

□ キキリベツ川

 ショウジ川にかかる岩見橋から相泊方面に1.5キロほど進むとキキリベツ川にかかる霧立橋に到着する。河口近くから滝の連続する荒い渓相だがそれだけに渓流魚の狙い場は絞りやすい川だ。遡航は危険を伴い単独での釣行や深追いは危険。ルアーで大物オショロコマがねらいめかもしれない。

□ ルサ川

 知床の川では比較的穏やかな渓相が上流まで続いている川で渓流釣りの入門には手頃か。さけます孵化場があり上流に行くには便利だが、オショロコマの魚影はすくない。楽に釣りができる所は知床といえどそうはないと言うことだ。

□ カモイウンベ川

 知床公園線の終点、相泊から歩くこと約1.5キロ、河口に小さな橋が架かっているカモイウンベ川につく。河口ら荒い渓相でオショロコマが生息する。小さいながらも荒く豪快な渓流で知床の川此処にありといった印象。河口から1.5キロほどの遡航で高さ5メートルほどの滝が魚止めになっている。

□ クズレハマ川

 カモイウンベ川から岬よりに更に500メートルほど進むとクズレハマ川につく。渓相はカモイウンベ川を小さくしたような川だが荒さはこちらの方が上で河口から600メートルほどの遡航で高さ10メートルほどの魚止めの滝。山岳渓流がそのまま海まで続くような知床の河川が多く、釣りのできる区間は短いが秘境知床で釣りをしているという実感がある。クズレハマ川の場合は釣りをする時間より海岸を歩く時間の方が長くなる。



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