フレペの滝と遊歩道


□ フレペの滝 別名 乙女の涙

 フレペの滝の遊歩道は知床自然センター裏より普通に歩いて往復で1時間ほどののコースだ。自然センターを出発してすぐの林では春先に時々蝦夷鹿の姿を見ることが有る。林を抜けると視界が広がり、草原の中に遊歩道が伸び、滝を見下ろす断崖の上に立つ展望台へと続いている。なだらかな阪を下り先に進むと広い草原になり草原生の花々が出迎えてくれます。此処は平地で有りながら高山植物が多い事も見逃せない。また草原生の野鳥や渡り鳥も多く、春にはオオジシキ、夏はアマツバメなどの姿も見られる。遊歩道はやがて展望台に、展望台に立ち下を見ると入り江の奥まった垂直に切り立った断崖の途中から半島の地下水が流れだし100メートル近い海面をめがけて落ちていく。その流れ落ちる印象が涙に似ていることから地元では「乙女の涙」の名で親しまれている。100mの断崖の中腹からオホーツク海へ流れ落ちるフレペの滝は、知床山系の伏流水が直接崖から湧き出して滝となって流れこんでるめずらしい滝だ。対岸の切り立った断崖に有る海鳥のコロニーや灯台をも眺めることができる。海鵜のコロニーは双眼鏡が有れば様子がよく見えるでしょうね。双眼鏡の持参を是非にと言うわけだ。展望台前からきた道を振り返ると知床連山が視界に飛び込んでくる。右から羅臼岳、三ツ峰、サシルイ、オチカパケ、そして数十年ごとに噴火を繰り返している知床連山唯一の活火山、知床硫黄山だ。秘境知床の名に相応しい自然がそこには有る。知床ならではのダイナミックさを是非見て欲しいものです!知床にはまだまだ一般に知られていない自然がたくさんありそうですね。

□ フレペの滝 氷爆

 厳冬期、流氷がオホーツクを覆う頃、比較的天候が安定してくるこれはオホーツク海全般にいえるようだ。流氷の接岸で大陸的な気候になるせいかも知れない。流氷原が続くと潮騒の音が消えて風の無い日は静寂そのものだ。キツツキのドラミングが時折遠くから聞こえたり、氷爆「滝が凍り巨大なツララになっているものや氷の塊となっている」が崩壊し落下、断崖の入り江に反響し響き渡ることもある。夕方は氷爆が夕日に染まり綺麗だ。途中のアニマル、ウオッチングなども楽しい。海明けの季節は鯨の姿を見ることも有る、知床の海は鯨の回遊が海岸から見られる海だ、ただし運次第だが。海面から高い場所のほうが遭遇のチャンスは多くなる。期待はしないが注意はして見てみようと言ったところか。知床自然センターまでは冬期間でも除雪されているのでここに駐車していくといいでしょう。スキーなら約1時間。スノーシュウでも2時間程度で往復ができる。冬は流氷と凍てついた滝、オジロ鷲の飛翔など四季それぞれ楽しむことができるでしょう。

□ フレペ hure-pe

 「フレペ」はアイヌ語で「赤いもの」の意味でイチゴやコケモモの赤い果実を云うことが多い。樺太ではコケモモの果実をフレップと云っていた所が多い(日本語の方言です)が道内にも同じ名前を持つ地名が何カ所か有ります。フレペの滝は夕日に染まって赤くなると言う事だ、海からだときっと赤い滝を見ることが出きるだろう。ただアイヌ語では赤い水という事でしょうね。鉄分などが多く含まれていて水は赤いという。


知床自然センター フレペ展望台 フレペ展望台 フレベの滝 フレベの滝 フレベの滝
遊歩道の入口に有る 展望台の東屋 対岸の上に灯台が有る

弟子屈 雄武 興部 西興部 滝上 紋別 遠軽 上湧別 湧別 佐呂間 北見 大空 美幌 置戸 津別 網走 小清水 清里 旭川