知床西海岸の滝を巡る シークルーズ編


□ 乙女の涙 フレペの滝

 知床五湖に向かう道道93号の手前にある知床自然センターの裏から遊歩道がフレペの滝展望台まで続いている。熊によるコース閉鎖は殆どない。展望台は岬の先端に有り正面に宇登呂灯台が見える。手前の湾同奥まった崖の中腹から地下水が噴出しそのまま滝になって落ちる数少ないタイプの滝。

所 在 地 遠音別村字岩尾別 チカボイ岬付近
高さと幅 落差80m
□ 男の涙 湯ノ華の滝

 以前は遊歩道経由で行けたが転落やヒグマの出没などでいくことが出来ないようです。道も廃道同然で殆ど解らなく成っています。今は海上のルートから見るしかないようだ。乙女の涙より水量も多くやや豪快だ。シーカヤックならば上陸も可能だが、直射日光を浴びている時の岩の上は灼熱地獄と化す。

所 在 地 斜里町大字遠音別村字岩尾別 門脇ノ沢
高さと幅 落差80m
□ カムイワッカの滝 カムイワッカ

 カムイワッカの滝は洋上から見る滝で、半島の中では水量が多く最も豪快な滝だ。それに比べると他の滝はやや水量が少なく遠くからでは目立たないが、カムイワッカの滝は遠くからでもかなり目立っている。滝の近くに観光船が近づいてはくれるが、すべての滝に近づいてくれるわけではない。

所 在 地 遠音別村字岩尾別 カムイワッカ川河口
高さと幅 落差32m幅2m
□ タッコブの滝 霧の滝 タッコブソウ

 カムイワッカとヨウシペツの間に有りタッコブ岬の手前に懸かる。ソウはアイヌ語で滝のこと。タッコブは小山の事。滝の規模を高さだけで云うならば知床半島一番かも。霧の滝の意味は風が強いときは水が飛沫になり下まで届かないと云う事から。

所 在 地 遠音別村字岩尾別
高さと幅 落差????100m位ありそう
□ ヨウシペツの滝 硫黄川の滝

 アイヌ語のヨウシペツの意味は"いつもそこで獲物を狙い突きするところ"獲物は海豹。カムイワッカの滝とは対照的に優雅な印象の高くて細い滝が懸かる。沢筋の奥側に知床林道に架かる橋が見えるが橋の上流側にも大きな滝が有ります。

所 在 地 遠音別村字岩尾別 硫黄川河口部
高さと幅 落差????
□ コタキ川

 滝の有るところはトシトルパウシ"綱を張り伸ばすところ"岸壁の地層が綱を張った様に見える。知床日誌には"昔義経が綱を張って干したところ"だと云う。此の岩に並んで小滝となって落ちている川が有るが滝には名前はついていない。

所 在 地 遠音別村字岩尾別
高さと幅 落差????
□ チャラッセナイの滝 滝の川の滝

通称滝の下とも 知床日誌には"大滝が一筋高い崖の上から落ちている"と有る大きな滝。知床半島には古い海底火山と新しい陸上の火山活動の間に、最終氷河期の段丘堆積物があり、基底に不整合面が有る。ここでは不整合面が高さ60mの段丘崖と成っていて遠くからもよく分かる。滝はその不整合面からオホーツク海に流れ落ちていく。滝の下には自家発電をしている番屋がある。

所 在 地 遠音別村字岩尾別 滝の川河口 滝の下番屋
高さと幅 落差55m幅10mと言うがそんなにはなさそう。
□ ポロワタラ背後の無名の滝

 ポロワタラは今は鮹岩と言い、横の岬をポロシュマエンルム大岩岬と言うがその蛸井よ近くで小さな滝が懸かっている。水量は少なく夏は水涸れしそうだが独特の雰囲気を持つ。奇岩も多く近くには海鵜の高層アパートの様な岩棚が見られる。

所 在 地 遠音別村字岩尾別
高さと幅 落差????
□ カシュニの滝 チャラッセイ ポロソウ

 水源を知床岳に発し河口で滝となり直接海に落ちる大変綺麗な滝。知床日誌では孫悟空の住む果華山の水簾洞に例え絶賛した名所の一つで、地元の人は日本唯一の滝と誇りにしている。カシュニはアイヌ語で仮小屋のあったところの意味だが、元々はチャラッセイとかポロソウと呼ばれていた様です。見ても解るように陸路からは見ることは出来ません。

所 在 地 遠音別村字岩尾別
高さと幅 落差30m
□ シヨウランペツの滝 知床川の滝

 知床川河口の少し奥側に滝が懸かっている。知床日誌では"本名をプトソウランベツといい川口に滝が有るという意味で有る"と記し滝の下には転石の浜に成っていることを伝えているが、その景観は今と殆ど変わっていない様ですね。

所 在 地 遠音別村字岩尾別 知床川河口部
高さと幅 落差80m
□ フウレソウ 赤滝

 知床日誌では"無名の小川赤い大岩から落ちている"と有る。この辺の岩は殆ど赤みを帯びているが、滝が二つ並んで懸かり、崩れた岩の端にあるのがフウレソウで見落とす事はないでしょう。水量は少ないが荒涼とした風景によく似合う。

所 在 地 遠音別村字岩尾別
高さと幅 落差????
□ ポンソウ 小滝 無名の小滝

 フウレソウに並んで左側に懸かっている小さな滝だ。周りの岩が広い範囲で崩れていてむき出しの岩肌が荒涼としたとした雰囲気を醸し出している。この辺から半島先端にかけては気をつけていないと見逃されそうな小さな滝が多くなる。

所 在 地 遠音別村字岩尾別
高さと幅 落差????
□ ポロソウ 無名の小滝

 知床日誌に出てくるのはポロソウですが実際は小さい滝。ポロは普通は大きいという意味ですが、大事なとか重要なと言う意味で付けられる事も有る。カシュニの場合もそうですが、古くから利用されていた場所でここが重要な所だったのでポロソウと言うのかも。場所は今は通称、海賊湾という深い入江の奥に小さな滝が懸かっていますが、シーカヤック以外では入れません。当時の船で宿泊をするのには良い場所と思える所です。

所 在 地 遠音別村字岩尾別 海賊湾に有る滝の事か
高さと幅 落差???m
□ 予備

 テッパンベツ沢の滝(通称)落差60m。ウブノシッタ沢の滝(通称)落差35m。ポトヒラベツ沢の滝(通称)落差60m等有ると云うが、手持ちの写真ではどれがその滝なのか特定出来ず、今度はGPS付きのカメラで再挑戦を企てているが・・・

所 在 地 知床半島一帯
高さと幅 殆ど推測 傾向としては実際より大きいかも

フレペの滝 湯ノ華の滝 湯ノ華の滝 カムイワッカ カムイワッカ ヨコウシベツ
陸路で行けた頃は門脇の沢の滝と呼ばれた 水量は少ないがこちらにも 滝の流だしは硫黄で海の色が変わる 遠くから硫黄山とともに望む

ヨコウシベツ チャラッセナイ チャラッセナイ カシュニの滝 カシュニの滝 カシュニの滝
滝の流だしは硫黄で海の色が変わる 遠景 大きな洞窟が二つある

湯ノ華の滝 タッコブの滝 タッコブの滝 ヨコウシベツ チャラッセナイ カシュニの滝 フウレソウ 無名の滝
別名を霧の滝 別名を霧の滝 水量は少ない 通称滝の下とも

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